【九星気学】七赤金星の性格、相性、吉方位
自分の本命星を知ることは、目標や生きがいなど、人生の指針となるものを理解することができることであり、さらに、運勢や気質についても知ることです。
九星気学でみる七赤金星の人の性格や相性、運勢、吉方位は、どうなっているのか、みていきましょう。
興味のあるところから読んでね
七赤金星とは?
九星気学には9つの本命星が存在しますが、そのうちのひとつが「七赤金星」です。
九星気学における9つの本命星は、一白水星(いっぱくすいせい)、二黒土星(じこくどせい)、三碧木星(さんぺきもくせい)、四緑木星(しろくもくせい)、五黄土星(ごおうどせい)、六白金星(ろっぱくきんせい)、七赤金星(しちせききんせい)、八白土星(はっぱくどせい)、九紫火星(きゅうしかせい)です。
生まれ年でみると、下記の年に生まれた方が七赤金星を本命星に持ちます。
大正10年(1921年)
昭和 5年(1930年)
昭和14年(1939年)
昭和23年(1948年)
昭和32年(1957年)
昭和41年(1966年)
昭和50年(1975年)
昭和59年(1984年)
平成 5年(1993年)
平成14年(2002年)
平成23年(2011年)
基本性格
七赤金星のキーワードは「派手」「説得力」「軽薄」です。
七赤金星は「湖」が象徴する特性をもっています。
水が集ってできた湖は、沼、湿地などをあらわします。人体でいうところの「口」をあらわし、雄弁、柔和、愛嬌などを象徴するといわれています。
快活で話術があり、表現力豊かな人が多いのが、七赤金星の特徴です。
頭の回転がはやく、臨機応変に行動することができるため、周囲からの信頼も厚いです。
口が立ち、悪くいえば、ずる賢いところがあるため、手を抜かないように意識してください。
ほかの本命星との相性
恋人や友人、家族、職場の人との関係性を深めるときにも、本命星同士の相性がわかっていると役立ちます。
七赤金星と9つの本命星との相性をみていきましょう。
一白水星との相性
優柔不断なところがある一白水星を引っ張っていってくれるのが七赤金星です。
七赤金星は自分の非をなかなか認めません。頭をフル回転して、ギリギリまで逃げ道を探すからです。
ですが、相手を立てることも考えて、謝れるようにするといいでしょう。
二黒土星との相性
二黒土星を“静”とするなら、七赤金星は“動”だといえるでしょう。たがいにないものを補完しあえる間柄です。
二黒土星は控えめですが、七赤金星も相手に深入りすることはよしとしません。そういった意味では、ちょうどよい距離感を保つことができるでしょう。
三碧木星との相性
思い通りに事が進まないと不満がたまるタイプの両者のため、言い合いが頻繁にあるでしょう。
喧嘩は多いですが、言いたいことは言えるので、どちらかが譲歩できれば関係をもち直すことは容易だといえます。
四緑木星との相性
どちらも明るく社交的で、似た者同士として表面的にうまくいくでしょう。
ただし、相手のためだという建前があればなんでも言えばいいと思っている七赤金星と、相手のために情報を取捨選択して伝えようとする四緑木星とでは、本質的にちがうということが、最後にはわかってしまうかもしれません。
五黄土星との相性
苦労人の五黄土星は、無責任なことを嫌います。最初は口八丁な七赤金星を煙たがるでしょう。
ただ、七赤金星も根拠のないことは言いません。その要領のよさに、信頼を置ける間柄になることもあるはずです。
六白金星との相性
お調子者な七赤金星と冷静な六白金星の相性は、最初はよくみえないかもしれません。
ただ、どちらも分析力に長けていて、頭の回転がはやいタイプなので、おたがいの考えを理解しやすいでしょう。
七赤金星との相性
似た者同士ですから、楽しい時間を過ごしやすいといえます。
ただし、どちらも異性関係は派手になるため、思いやりを忘れないように。
八白土星との相性
どっしり構えている山のような八白土星が、調子のよい七赤金星を包むことで、うまくいくでしょう。
静と動の関係なので、おたがいにないものを補完しあえるでしょう。
九紫火星との相性
あまりよい相性とはいえません。
火の性質をもつ九紫火星と、湖の性質をもつ七赤金星は、適度な距離感が必要だといえるでしょう。
運勢
七赤金星の恋愛、人間関係、金運、仕事の運勢をみてみましょう。
恋愛
恋愛は楽しめるタイプです。
自分と真逆のタイプの人に刺激をもらおうとしますが、失敗に終わることが多いかもしれません。
結婚はやはい人が多いでしょう。
人間関係
口がうまいので、目上の人に気に入られます。
ただし、自分の誤りをすぐに認めたがらないので、扱いにくい人だと思われることもあるでしょう。
金運
お金に困ることはないでしょう。
ただし、お金を貯めることはうまくありません。浪費癖に注意しましょう。
仕事
頭の回転がはやく雄弁なので、上司に気に入られ、出世ははやいでしょう。
金融業界、営業に向いています。
吉方位
気学では、本命星と月命星がよい相生関係になる星がまわっている方位のことを吉方位としています。
本命星が七赤金星の人は、生気方(親星)が二黒・八白、退気方(子星)が一白、比気方(兄弟星)が六白です。
生気方位とは、自分の星を生んでくれた星がまわっていた方位です。そのため、まわりから導かれることを象徴します。
退気方位とは、自分の星から生じた星のまわった方位です。自分の努力によって道を拓く際に参考にしたい方位です。
比気方位とは、同じ「気」が重なり大きくなる関係の方位です。同じ性質が力を合わせることで、開運につながるとされています。
2018年の1年間でみた七赤金星の吉方位は、「西南」「西北」です。
まとめ
七赤金星の性格や相性、運勢、吉方位について紹介しました。
何か判断に迷ったときや、新しいことをはじめるとき、なんとなく行きづまっているときなどに、参考にしてみてください。