【タロット占い】タロットカードの種類
タロットカード占いをするためには、タロットカードが欠かせません。とはいえ、どんなタロットカードを買えばいいのかわからず、一歩踏み出せていない人も多いかもしれません。
ここでは、タロットカードにどんな種類のものがあるのかを紹介します。タロットカード購入の参考としてください。
興味のあるところから読んでね
タロットカードの歴史
タロットカードの起源ははっきりとはしていませんが、もっとも古いタロットカードは、15世紀前半にイタリアでつくられたものだとされています。
ところが、現在一般的につかわれている2種類のカードはフランス、アメリカでつくられたものです。
さまざまな場所で、絵柄など異なるタロットカードがつくられたため、現在でも、複数の種類のタロットカードが残っています。
タロットカードの種類
現在つかわれているタロットカードは、おおまかにわけると9種類あります。
1.ウェイト版系タロット
占い用につくられたタロットカードです。大アルカナ、小アルカナともにすべてが絵札です。
大アルカナの8枚目が「力」、11番目が「正義」のカードになっています。
2.マルセイユ版系タロット
もともとゲーム用につくられたタロットカードで、ヨーロッパで使われてきました。
大アルカナの8枚目が「正義」、11番目が「力」のカードになっています。
小アルカナのカードが象徴画ではなく、トランプのような数札になっているのが特徴です。
ウェイト版とマルセイユ版のちがいは、8番目と11番目のタロットがあらわすもの、小アルカナのカードの絵柄のふたつです。
タロットカード占いをする場合、上記の1.ウェイト版系タロット、2.マルセイユ版系タロットを用いるのが一般的です。
以降で紹介するタロットカードについては、知識として覚えておくだけでもいいでしょう。
3.エジプシャン系タロットⅠ
4.エジプシャン系タロットⅡ
世界最古の占い術といわれています。占い、魔術儀式に使われてきたカードで、占星術がもとになっています。
この占星術は、シリウスを基点とし、暦と連動させた星座盤を36つの星座でわけたものです。36の星座を単純化したものが、現在の「西洋占星術」だといわれています。
一般の西洋占星術よりも具体的な情報(日付や性格、相性など)を占うのに適しています。
5.占い師や魔術結社などの独自のカード
占い師や魔術結社がつくったカードのことを「トート・タロットカード」といいます。
魔術師のアレイスター・クロウリーがつくったものがもっとも有名です。
特徴的なのはタロットカードの絵柄で、ウェイト版やマルセイユ版の絵柄とは大きく異なります。おもに、占い、魔術儀式に使われています。
6.ユング派に影響を受けた異型のタロット
心理学者が考案したタロットカードで、ユング派に影響を受けた異型のタロットカードです。セラピーなど、心理学的目的に用いられます。
イーチン・タロットは64枚あり、その絵柄すべてに物語があります。その物語の主人公になったつもりで未来を予測してみましょう。
7.芸術・イラストレーター系タロット
イラストレーターの方が描いたオリジナルのイラストが用いられたタロットカードです。ある程度カードの扱いになれた人向けのカードといえます。
8.ヒルトリカル・タロット
マルセイユ版タロットのもとになったタロットカードです。
9.ゲーム専用タロット
22枚の大アルカナの数字を大きくし、絵柄を動物などに変えたもので、のちのちこの絵柄は装飾的な意味合いになっていきます。
以上、9種類がおもなタロットカードの種類です。
タロットカードの選び方
それでは、実際にタロットカードを購入する際は、どのようにして選ぶとよいのでしょうか?
オススメは、もっともオーソドックスなウェイト版かマルセイユ版のタロットカードです。
ウェイト版は小アルカナが絵柄、マルセイユ版はトランプみたい表示になっているので、絵柄からイメージしやすい分、ウェイト版のほうが初心者向けであると感じますが、マルセイユ版のほうがシンプルなので、こちらのほうが初心者向けだという人もいます。
また、同じ種類の中でも絵柄はさまざまです。ウェイト版であれば、基本的な絵柄の構成は変わらないものが多いので、気に入ったものを「直感」で選ぶとよいでしょう。
まとめ
今回はタロットカードの種類について解説しました。
タロットカードの種類は、おもに9種類ありますが、そのなかでも代表的なタロットカードがウェイト版とマルセイユ版です。
絵柄を見て直感的にピンときたものが、あなたと相性のよいタロットカードである場合が多いです。
見るだけでワクワクするようなお気に入りのタロットデッキをご購入ください。