【干支占い】戌年(いぬどし)生まれの性格と相性
険悪なふたりの関係のことを「犬猿の仲」と表現しますが、はたして、12の干支で関係を占った場合、戌年と申年の人は本当に仲が悪い関係なのでしょうか?
ここでは、戌年(いぬどし)生まれの人の性格、金運、適職、恋愛傾向、相性、運勢を紹介します。
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戌年(いぬどし)の生まれ年とは?
戌年は、平成30年、平成19年、平成6年、昭和57年、昭和45年、昭和33年、昭和21年、昭和9年生まれの人が当てはまります。
戌年(いぬどし)生まれの基本性格の特徴4つ
1.忠実
犬といえば、「忠犬ハチ公」のことを思い出す人も多いでしょう。そのイメージのとおり、戌年の人は信頼する相手に対して忠実です。また、しっかりとした意思をもっており、自分のためにも正直に努力をします。
2.気を使いすぎる
周囲の人たちの感情を気にします。その性格もあって、こまやかな配慮ができますが、自分を犠牲にしてまでも気遣ってしまいます。それは相手のことを思いすぎるがための行動ですが、不本意なことに、相手には「おせっかい」と思われてしまうことがよくあります。
3.受け流す力がある
だれかから理不尽なことをされたとしても、反撃にでることはほとんどありません。心の底から腹が立っていたとしても、それを表に出さない大人な性格です。ただ、そのためにストレスを溜め込みすぎてしまう傾向があります。
4.頑固
おおらかではあるのですが、曲がったことは大嫌い。一度決めたことも最後までやり通そうとします。
戌年(いぬどし)生まれの金運
これだ! と思ったことには、お金を惜しみません。オタク気質でもあるため、収集癖のある人も多いでしょう。とはいえ、使うために稼ぐという意識は強いため、しっかりお金を貯めることができます。
戌年(いぬどし)生まれの適職
事務職のようなルーティンワークよりは、アイディアが必要とされる職種のほうが向いています。
戌年(いぬどし)生まれの恋愛傾向3つ
1.情熱的
側からみると、とても淡白にみえる戌年の人ですが、想いを寄せる相手や恋人への思いは情熱的です。俗にいう「ツンデレ」タイプだといえます。
2.家庭を大切にする
両親や兄弟を大切にしながら過ごしてきたため、当然ながら恋人やパートナーにも同等の愛情をそそぎます。
3.消極的
相手に自分をアピールすることが苦手です。受け入れてもらえるかどうか不安に思うため、どちらかというと、思われて付き合うことのほうが多いでしょう。
戌年(いぬどし)生まれとほかの干支との相性
まず、基本的によいとされている関係について紹介します。
支合(しごう)
この関係は、性格や価値観が似ているといます。そのため、よき理解者となることができるでしょう。
戌年であれば、卯年(うさぎどし)の人がそれに当たります。
三合(さんごう)
おたがいに不足している面を、おたがいに埋め合うことができる、特別な間柄です。
戌年であれば、寅年(とらどし)、午年(うまどし)の人が当てはまります。
次に、悪い相性といわれている関係についてです。
七冲(しちちゅう)
支合の関係とは逆で、性格や価値観がぶつかり合い、反発してしまう間柄です。
戌年であれば、辰年(たつどし)の人がその間柄です。
六害(ろくがい)
相手のことを不快に感じたり、邪魔だと思ったりする間柄です。おたがいに高め合うライバルにもなれず、対立します。
戌年であれば、酉年(とりどし)の人が当てはまります。
三刑(さんけい)
おたがいのことがまったく理解できずに、苦しみます。当事者にとどまらず、まわりをも巻きこみ、混乱を引き起こす間柄です。
戌年であれば、丑年(うしどし)、未年(ひつじどし)の人が当てはまります。ただし、午年、辰年(たつどし)、酉年、亥年(いのししどし)の人には、当てはまりません。
自刑(じけい)
午年、辰年、酉年、亥年の人は、三刑に当てはまりません。ほかの干支からの干渉を受けず、精神的に自立しているといわれます。その代わり、自然と孤立してしまうことも。自分で自分を苦しめてしまう、という意味で自刑とよばれます。
以上の関係性を踏まえたうえで、以下でさらにくわしく、戌年生まれと12の干支の相性をひとつずつみていきます。
戌年との相性
子年
社交的な戌年の人に対して、子年の人は人との距離感をうまくはかることができません。戌年の人はそんな子年の人のことを、少しわずらわしく感じてしまうかもしれません。子年の人に器用な対応を期待せず、気長に関係を続けることが大切です。
丑年
ぶつかりあってしまう関係です。相手の本心がわからないため、戌年の人は戸惑うことになります。
寅年
よきパートナーとなることができます。とくに、仕事ではいい結果が出せる相性です。
卯年
第一印象からおたがいに惹かれます。オーラが似ているため、周囲の人たちからも「お似合いだ」といわれることが多いでしょう。
辰年
価値観が合わないため、話をすればするほど、同じ場所にいる時間が長ければ長いほど、ふたりの距離は離れていきます。
巳年
巳年の人も戌年の人も、嫉妬心をコントロールすることが大切です。戌年の人は巳年の人からの束縛を受けることになりますが、それは自分の八方美人なところが原因であることをよく理解したうえで、行動するべきです。
午年
結婚するのに、いい相性です。アクティブな午年の人にうまくリードしてもらいながら、活動的で豊かな時を過ごすことができるでしょう。
未年
相手の気持ちをできるかぎりくみたいと思う戌年の人にとって、見た目と内面のギャップが激しい未年の人は、扱いにくいタイプです。
申年
どちらも社交的なタイプであるため、すぐに打ち解けることができます。犬猿の仲といわれますが、干支占いでみた場合、そんなことはありません。ただ、おおざっぱなところがある申年の人に、戌年の人が指摘しすぎないようにしましょう。
酉年
第一印象が悪くないため、おたがい近づくのですが、その過程で「自分とは合わない人だった」ということに気がつくことになります。
戌年
性格が似ているため、最初はうまくいきます。ただのちのち、おたがいの頑固な面や、ときおり見せる消極的な面にうんざりすることが多くなります。
亥年
落ち着きのない亥年の人についていくことになるため、戌年の人は苦労します。何事もバランスが大切です。
戌年(いぬどし)生まれの2018年の運勢
2018年は、コツコツ地道に歩んでいくべき年となります。これまでの道を戻ることも視野に入れ、軌道修正することを厭わないでください。2018年は、地に足をつけ、自分にきびしくする年なのです。
また、戌年にとって、非常にタイトな年となるため、その分、周囲にきつく当たってしまうことがでてきます。そんなイライラがたまったときは、ひと息つくことを忘れずに。ひとりで旅行に行くことをオススメします。
尚、2019年の運気は、残念ながらあまりよくありません。2019年を見すえて、2018年は可能な限り、足場をならしておく必要があるでしょう。
まとめ
戌年(いぬどし)生まれの人の性格、金運、適職、恋愛傾向、相性、運勢を紹介しました。
頑固なところのある戌年の人ですが、基本的には争いごとを好みません。そのため、いざというとき以外は、自分の意見をグッとおさえて、笑顔をふりまいています。そんな戌年の人がいるからこそ、みんなの関係がうまくいっているのです。
ですが、戌年の人ばかりが我慢する必要はありません。「今日は魚じゃなくてハンバーグが食べたい」とか「その日は早番じゃなくて遅番がいい」とか、たまには言ってみてくださいね。